2011-06-21

お能教室を覗いてみました。


「たぁーかぁーさぁーごぉーやぁー」

音吐朗々と古典芸能独特の節回しが響きます


6月16日木曜日は当神社を会場に行なわれているお能教室の日でした。

講師は若手人気能楽師の山井綱雄さん。能楽五流派のなかでも最古の流儀である金春流の能楽師。

1月7日に執り行われる当神社の関係団体役員新年参拝でお能の奉納をして頂いている先生でもあります。


金春流は豊臣秀吉や伊達政宗も愛好していたのだとか。

そういえば大河ドラマかなんかでよく秀吉が舞っていますよね。

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古典芸能に多少興味がある私にとっても少々気になるこの講座。お邪魔だとは重々知りつつも、ちょっとお声をかけてみました。

お部屋をのぞくと迫力ある声の響き、さすがに圧倒されます。ようやく一曲が終わってご挨拶。突然の訪問にも温かく接していただき、本当に恐縮です。


興味はあるけどお能に関しては全くの初心者である私。お伺いすると今回の講座では謡(うたい)と仕舞(しまい)についてお稽古するとのこと。

謡(うたい)とは登場人物の台詞とバックコーラスの総称なんだそうで、最初に聞こえてきた「たかさごやー(高砂や)」は「高砂」という有名な謡のお稽古だったんですね。

もう一つの仕舞(しまい)とは、能面や能装束を着けずに紋付袴のみを着用し、お囃子も加えず謡だけをバックに舞うことだそうです。その様子も快く見せてくださいました。皆さん呼吸もぴったりです。


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5月からはじまったこの講座、まだ3回目とのことですが、受講している生徒さんはなかなかいいお声ですし、仕舞いの形も決まっていて流石です。

9月の最終日には新宿の矢来能楽堂で実際の舞台に立つそうですが、きっと見ごたえのある舞台になるだろうなぁと感じました。

また山井先生と生徒さんとの仲も笑いが絶えないとても良い雰囲気で、敷居が高い、ちんぷんかんぷんの古典芸能の垣根が全く取り払われていました。

今回の突撃訪問、大切なお稽古のお時間を本当にごめんなさい。でももう1度お邪魔したいなぁと思わせる楽しそうな教室でした。

古典芸能って足を踏み入れてみるときっと楽しいに違いありません!



担当 松


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