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2018-07-07

おせんげんさま

7月1日は境内に鎮座している末社「富士浅間神社」のお祭りの日でした。
この神社は、富士山の麓に鎮座する富士山本宮浅間大社を総本社として信仰されている神社で、全国には約1300社あると言われています。
静岡県と山梨県にまたがる富士山は、日本国内で自然の力によって形成された多くの山の中でも特に山容が美しく最高峰の山として神聖視され、神が宿るとされてきました。
そのため、浅間神社を創建し、浅間大神を祀ったとされています。
浅間大神は別称、木花咲耶姫命(このはなさくやびめ)であり、山の神様である大山祇神(おおやまつみ)の娘にあたります。
木花(=桜)のように美しい神、また、神話からも火にまつわるとされています。
したがって、富士山のその美しい景観を女神と見る事があったのと、活火山の鎮火のためにお祀りされているそうです。※諸説あります。

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また、今回行われた富士浅間神社の例祭では、今年よりこの日限定で御朱印の授与を行いました。↓
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2018-07-01

「ハロ」と「茅の輪」と「大祓式」

こんにちは
昨日6月30日は大祓式、半年間生活してきた心と体を祓い清める神事です

大祓式では茅で出来た大きな輪「茅の輪(ちのわ)」をくぐり、さらに「大祓詞」というお祓いの言葉、神様の言葉を声を合わせて奏上します。

こうして心と体は祓い清められ神様より頂いた清らかな心に立ち帰ります。

この茅の輪ですが富岡八幡宮のものは直径3メートル、職員の手作りです。

28日に職員自ら茅を刈って、28日、29日の二日間かけて茅の輪と式場をつくります
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30日の当日は境内に竹を立ててしめ縄を張ります
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そして今年も無事、式場が整った頃です。

「にじ~」という職員の声が聞こえてきます

作業中の職員も参拝者もそろって空を見上げています。

私も急いで空を見上げると、太陽を丸い虹が囲んでいました。

インターネットで調べてみると正式名称は「ハロ」、「氷と太陽が作るイリュージョン」です



職員も参拝者もスマホでパシャパシャ

まぶしくて上手に撮影できませんでしたがこちらがハロの写真です。

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「茅の輪」の完成と「ハロ」の出現

二つの見事なリングが奇跡的でした





そして大祓式

午後三時、大太鼓が鳴り響くなか、宮司以下神職が参進します。
そしてそのあとを約250名の参列者が続き、茅の輪をくぐります。
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茅の輪くぐりを終えて式場へ

古くより伝わる大祓詞を奏上し、さらに体に切麻を振り掛けお清めをします

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次に天の下を祓う(あめのしたをはらう)

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大祓式は個人のお祓いはもちろんのこと、社会全体をお祓いすることが目的です。

大祓の「大」には社会全体をお祓いするという意味がこめられています

家族が、地域が、そして日本の国が、清く、明るく、正しい社会になるように願いを込めてお祓いします

今日から7月、
清々しい新たな気持ちで出発です

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